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(3年生)
にゃーすまんさん、お疲れさまです!前回、アドバイスいただいた後輩との関わり方を意識しているんですけど、なかなかしっくりこなくて…。何か具体的な場面が想像できるとわかりやすいんですが。

にゃすけくん、お疲れさま!お、すぐに実践しようとしている心意気、素晴らしいね!確かに具体例がないと想像しづらいよね。じゃあ忙しい日に、にゃすけくんが過去に言っていた話し方を再現しながら解説してみようか!

(3年生)
ありがとうございます!…って、え!?忙しい日のぼくの話し方ですか…。少し怖いような、恥ずかしいような…ですけど、よろしくお願いします!!というかにゃーすまんさん、よく看ていますね💦

新人看護師をサポートする立場になると、「どう教えればいいんだろう?」「自分の指導は間違っていないかな?」と悩むことが増えますよね。
ここでは先輩看護師が後輩指導で陥りやすい失敗例と、その解決法をまとめました。
またにゃすけくんが言っていた、過去の記事でも3つの基本的な後輩との関わり方をまとめていますので合わせて読んでいただけるとさらに理解が深まると思います。
1. 自分のやり方を押し付けてしまう

(3年生)
まずは、担当患者の内服薬のチェックをしてからバイタルサイン測定に回って、その後清潔ケアをするのが一番効率的だからそうやってね!他の先輩もそうやっているから!
- 失敗例:「私のやり方が正しいから、これでやってね」と一方的に伝えてしまう。
- 問題点:後輩は自分で考える力を身につけにくくなり、臨機応変さが育ちません。

(3年生)
今日はいつもより受け持ち人数多そうだけど、何を優先的にやっていった方がいいと思う?うん、内服薬のチェックは大切だから優先順位は高いね!ただ僕の場合は、この患者さんが朝イチで手術だから、まずはその患者さんのオペ出しができるように準備するかな!
- 解決法:まずは「この場面ではどう考える?」と質問し、後輩の意見を引き出す。そのうえで「私の場合はこうしているよ」と選択肢を示すようにする。
2. 指導が感情的になってしまう

(3年生)
その患者さんは人工呼吸器を装着していて重症度が高いから2人で清潔ケアを行おうって言ったよね!?なんで一人でやったの!!なにかあったらどうするつもり!!
- 失敗例:忙しいときにイライラして強い口調になってしまう。
- 問題点:後輩が萎縮し、質問や相談を避けるようになってしまう。

(3年生)
その患者さんは人工呼吸器が装着されていて重症度が高いから朝、2人でケアをしようって決めてたけど、声かけづらかったかな?一人でやることで挿管チューブが抜けてしまうリスクがあったり、かなり危険なことなんだよ!次からは必ず声をかけてね!
- 解決法:注意は短く具体的に。「~は危険だから次はこうしてみよう」と行動改善にフォーカスする。感情的になりそうなときは一呼吸置いて伝える。
3. 後輩に任せきりにしてしまう

(3年生)
あれ?ルート確保は自立しているって言ってたよね?だから任せたのに!3回も失敗したの!?それって患者さんにとってどうなの?自信がないなら先に言ってもらわないとこっちも困るよ!
- 失敗例:「もう説明したから大丈夫でしょ」と思い込み、フォローを怠る。
- 問題点:後輩が失敗して患者安全に関わるリスクが高まる。

(3年生)
ルート確保は自立しているけど、まだ一人では不安なんだね。物品の準備はできるんだね。了解!フォローに入るから実施する前に物品の準備ができたら声かけてね!終わった後、振り返りもして自信つけていこう!
- 解決法:任せる前に「ここまで自分でできそう?」と確認し、実施後にはフィードバックを忘れずに行う。
4. 成長を認める声かけを忘れる

(3年生)
この患者さんの点滴、この時間に投与しなきゃってこと、わかってたよね!?これが優先順位が高いとは思わなかったの!?メモはしてなかったの!?なんで忘れたのかの理由は!?
- 失敗例:できなかった点ばかりを指摘してしまう。
- 問題点:後輩のモチベーション低下につながる。

(3年生)
なるほど。急なオムツ交換に追われていて点滴の投与が抜けてしまっていたんだね。今回は患者さんからのナースコールがあったから大きくは遅れずに投与ができたけど、とても大事な点滴だから次からは忘れないようにしないとね!でもタイムスケジュールに赤字で忘れないような工夫は出来てきているから、以前より成長しているよ!
- 解決法:「ここは前よりスムーズだったね」「成長しているよ」と具体的に褒める。できていることと改善点をセットで伝えると効果的。
まとめ
後輩指導は、先輩自身のコミュニケーション力や指導力を磨く大切な機会でもあります。
失敗は誰にでも起こりますが、意識して改善していくことで、後輩の成長を支え、自分自身も一回り大きく成長できます。

(3年生)
自分の行動を客観的な視点で振り返ってみると気づくこともあるんですね!それに一年生がどんな気持ちでいるのかも…。少し反省です。すぐには改善が難しいかもしれませんが、そういう場面に遭遇した時には一度立ち止まってこの関わり方を思い出したいと思います!
指導する側が消耗しているなら、環境の問題かもしれない
後輩指導でよくある失敗は、多くの場合「知識や技術で解決できる」ものです。でも、「どれだけ工夫しても余裕が持てない」という状態なら、それは個人の問題ではなく、職場の環境の問題かもしれません。
- 人員不足で自分の業務をこなすだけで精一杯
- 指導する時間が業務時間に含まれていない
- 「指導も業務もこなして当然」という空気がある
- 先輩自身が誰にもフォローしてもらえていない
後輩指導って、余裕があるからできること。余裕がないのに「ちゃんと指導しなければ」と自分を責めるのは違うと思うよ。まず自分が安定して働ける環境かどうか、たまに立ち止まって振り返ってみてほしい。
もし「指導だけでなく、自分自身が消耗しすぎている」と感じているなら、以下の記事も参考にしてみてください。

