看護師の将来設計|5年後・10年後を後悔しないために現役7年目が本音で語るキャリアプランの作り方

看護師の働き方

※本記事には広告が含まれます。

ボーナスが振り込まれた日の夜、ふと「このままでいいのか」と思ったことはありませんか。

にゃーすまんも7年目を迎えたとき、はじめて将来を真剣に考えました。外科病棟から手術室へ異動して経験を積んできたけれど、「10年後の自分はどこにいるんだろう」という問いに、答えられなかったのです。

将来設計に正解はありません。でも、「考えないまま流されること」が一番のリスクだとにゃーすまんは思っています。この記事では、7年目の実体験をもとに、後悔しないキャリアプランの作り方をお伝えします。

7年目になって、ようやく「自分はどこに向かっているのか」を真剣に考えられるようになった。それまでは目の前の仕事をこなすだけで精一杯だったけど、あのとき立ち止まって考えてよかったと今は思ってる。
  1. なぜ看護師は将来設計を考えにくいのか
    1. 理由①:目の前の仕事に追われて考える余裕がない
    2. 理由②:選択肢が多すぎて迷う
    3. 理由③:「今の職場にいるしかない」という思い込み
  2. 将来設計の前にやること——「自分の軸」を見つける4つの質問
    1. 質問①:今の仕事で「好き・得意・嫌い・苦手」を書き出してみる
    2. 質問②:「収入・やりがい・時間・安定」のどれを今は一番優先したいか?
    3. 質問③:5年後の自分に「一番なってほしくない状態」は何か?
    4. 質問④:「看護師をいつまで続けるか」に期限を設定してみる
  3. 看護師キャリアの5つの方向性
    1. 方向性①:今の職場でスキルを磨き続ける
    2. 方向性②:管理職(主任・師長)を目指す
    3. 方向性③:専門性を深める(専門看護師・認定看護師・特定行為)
    4. 方向性④:転職で環境を変える
    5. 方向性⑤:副業・投資で「看護師への依存度」を下げる
  4. 【5年目の看護師へ】今すぐやるべきこと3つ
    1. アクション①:スキルと経験の棚卸しをする
    2. アクション②:「異動」か「転職」か「現職継続」を仮決めする
    3. アクション③:転職サイトで外の世界を知る
      1. 【まず外の世界を知ろう】看護師の転職サイトで選択肢を広げてみよう
  5. 【10年目の看護師へ】将来設計で考えるべき3つのこと
    1. 考えること①:キャリアの方向性を「言葉」にする
    2. 考えること②:ライフイベントと仕事の優先度を整理する
    3. 考えること③:「看護師への依存度」を計算する
  6. 将来設計を「行動」に変える4つのステップ
    1. ステップ①:「自分の軸」を紙に書き出す(今日できる)
    2. ステップ②:5年ごとにキャリアを振り返り目標を修正する(仕組み化)
    3. ステップ③:転職サイトで外の世界を知る(今週できる)
    4. ステップ④:副業・投資で「第2の収入源」を作り始める(今月できる)
  7. まとめ|将来設計に正解はない。でも「考えないこと」が最大のリスク
      1. 【動くなら今】キャリアの選択肢を広げてみよう
  8. 関連記事

なぜ看護師は将来設計を考えにくいのか

「将来のことを考えたいのに、なかなか腰が上がらない」——そう感じている看護師は多いと思います。にゃーすまんが思うに、その背景には3つの理由があります。

理由①:目の前の仕事に追われて考える余裕がない

夜勤・残業・委員会・勉強会……看護師の毎日はとにかく忙しい。「将来を考える時間」が物理的に取れないまま、気づけば5年・10年が過ぎていた、というケースは決して珍しくありません。忙しさは悪ではありませんが、「忙しさを理由に考えることを先送りし続けること」は、じわじわとキャリアの選択肢を狭めていきます。

理由②:選択肢が多すぎて迷う

管理職・専門看護師・認定看護師・クリニック・訪問看護・美容・副業・投資……看護師のキャリアは実は選択肢がとても多い。でも、選択肢が多すぎると「どれが正解かわからない」と思考停止してしまいます。「迷うくらいなら今のままでいいか」と現状維持を選んでしまうのも、この理由からです。

理由③:「今の職場にいるしかない」という思い込み

転職・異動・副業という選択肢があることを知らないまま、「ここしかない」と思い込んでいる看護師は意外と多いです。選択肢を知らなければ、そもそも比べることができません。思い込みを外すだけで、将来設計の視野は一気に広がります。

私も5年目くらいまでは、「とりあえず今の病棟で頑張る」しか考えていなかったよ。選択肢があること自体を知らなかったんだよね。

将来設計の前にやること——「自分の軸」を見つける4つの質問

キャリアプランを立てる前に、まず「自分が何を大切にしているか」を整理することが重要です。軸がないままプランを立てても、他人の正解をなぞるだけになってしまいます。以下の4つの質問に答えてみてください。

質問①:今の仕事で「好き・得意・嫌い・苦手」を書き出してみる

感情ベースで整理するのがポイントです。「患者さんとの関わりが好き」「記録が苦手」「急変対応が得意」「無駄な会議が嫌い」——こうした感情の棚卸しが、キャリアの方向性を教えてくれます。頭の中だけで考えず、必ず紙に書き出しましょう。

質問②:「収入・やりがい・時間・安定」のどれを今は一番優先したいか?

この4つをすべて同時に最大化することはできません。「今この時期の自分にとって何が一番大切か」を1つに絞ることが、次の行動を決める鍵になります。優先順位は年齢やライフステージによって変わって当然です。今の自分に正直に答えてみてください。

質問③:5年後の自分に「一番なってほしくない状態」は何か?

理想の未来を描くより、「避けたい未来」を考える方が答えが出やすいことがあります。「50歳まで夜勤を続けている」「副業も資産もなく看護師に全依存している」——そうした”なりたくない自分”が見えると、逆算してやるべきことが明確になります。

質問④:「看護師をいつまで続けるか」に期限を設定してみる

「ずっと看護師でいる」という前提を一度外してみることをおすすめします。「あと5年だけ頑張る」と決めるだけで、今すべきことが変わります。期限を決めることは「辞める宣言」ではなく、「逆算して動き始めるスイッチ」です。

私の答えはこうだった。
好き:手技・患者との関わり
嫌い:無駄な残業・理不尽な人間関係
優先したいもの:時間と収入の両立
一番なってほしくない状態:50歳まで夜勤を続けている自分

これが出てきたから、訪問診療への転職と副業・投資の開始という答えが出た。

看護師キャリアの5つの方向性

将来設計を考えるとき、具体的な「方向性」を知っておくことが大切です。以下の5つは、看護師が実際に選べる主なキャリアの方向性です。どれが正解かではなく、「自分に合うのはどれか」という視点で読んでみてください。

方向性①:今の職場でスキルを磨き続ける

向いている人:今の診療科・業務が好き、技術や知識を追求していきたい人。

この方向性は「消極的な現状維持」ではなく、「意識的なスキル投資」です。注意したいのは、「なんとなく続ける」だけではキャリアが停滞しやすいこと。「今年はこのスキルを身につける」「この資格を取る」と言語化しながら進むことで、5年後・10年後に大きな差がつきます。

方向性②:管理職(主任・師長)を目指す

向いている人:人をまとめることが得意、組織やチームに貢献したい人。

にゃーすまん自身、10年目の目標として管理職を視野に入れています。ただし大切なのは「強制的になる」ではなく「なりたくてなる」こと。管理職になった後のビジョンが描けているかどうかが、この方向性を選ぶかどうかの判断基準になります。

方向性③:専門性を深める(専門看護師・認定看護師・特定行為)

向いている人:特定の分野を極めたい、学ぶことが好きな人。

専門看護師・認定看護師・特定行為研修は、看護師としての専門性を高める大きな選択肢です。ただし資格取得には時間・費用・職場の協力が必要。「取得後どんなキャリアパスがあるか」を事前に調べた上で目指すことをおすすめします。

方向性④:転職で環境を変える

向いている人:今の職場の環境が合っていない、夜勤をなくしたい、働き方を根本から変えたい人。

にゃーすまんはこの道を選びました。病院から訪問診療クリニックへ転職したことで、残業がほぼゼロになり、副業・投資に使える時間が劇的に増えました。「転職=逃げ」ではなく、「より自分に合った環境を選び直すこと」だとにゃーすまんは考えています。

方向性⑤:副業・投資で「看護師への依存度」を下げる

向いている人:将来の経済的不安を減らしたい、時間の自由を増やしたい人。

にゃーすまんはせどり・高配当株・インデックス投資を組み合わせ、資産1,000万円超を達成しました。「いつでも辞められる状態」になったことで、今の職場への見え方が大きく変わりました。看護師1本に依存しない生き方は、精神的な余裕にも直結します。

私の選んだ道は④と⑤の組み合わせ。転職で時間を作って、副業・投資で収入源を増やす。

どれが正解かは人によって違うけど、「複数の方向性を知っていること」が大事。知らない選択肢からは選べないから。

【5年目の看護師へ】今すぐやるべきこと3つ

看護師5年目は、キャリアの分岐点と言われる時期です。「今のまま続ける」以外の選択肢を、この時期に一度真剣に考えてほしいと思います。

アクション①:スキルと経験の棚卸しをする

にゃーすまんが外科病棟から手術室へ異動したとき、自分のスキルを初めてしっかり棚卸ししました。「外科の基本手技を一通り経験した。次は手術室でより深く関わってみたい」——そう言語化できたことで、異動希望を出す決断ができたのです。

棚卸しの手順はこちらです:

  1. これまで経験した診療科・業務を時系列で書き出す
  2. それぞれを「得意・苦手・好き・嫌い」で分類する
  3. 「自分にしかできないこと」「他の人より少し得意なこと」を1つ見つける

この棚卸しは、転職・異動・資格取得どの選択肢を選ぶにしても、必ず役に立ちます。

アクション②:「異動」か「転職」か「現職継続」を仮決めする

にゃーすまんが手術室への異動を選んだのは、「今の法人・グループへの信頼がある」「まだやり残したことがある」という理由からでした。異動でできることと転職でしかできないことは違います。

仮決めの判断基準として参考にしてください:

  • 今の法人・グループへの信頼がある → まず異動から試してみる
  • 職場の文化・人間関係に根本的な不満がある → 転職を視野に入れる
  • 今の環境で学べることがまだある → 現職継続しながら並行して情報収集

「仮決め」なので、後から変えて構いません。まず方向性を決めることで、次の情報収集が動き出します。

アクション③:転職サイトで外の世界を知る

転職するかどうかを決める前に、まず「外の世界を知ること」が大切です。求人票を眺めるだけで、「こんな働き方があるんだ」「訪問診療クリニックって残業ほぼないんだ」という発見があります。それだけで「ここしかない」という思い込みが静かに外れていきます。登録・利用はすべて無料なので、情報収集として気軽に使ってみてください。

【まず外の世界を知ろう】看護師の転職サイトで選択肢を広げてみよう

※本記事には広告が含まれます。
転職するかどうかは決めなくていい。求人を眺めるだけで「こんな働き方があるんだ」と知れます。登録・利用はすべて無料。

ジョブメドレー
求人件数日本最大級。訪問診療・クリニック・美容など「病院以外の選択肢」を自分のペースで眺められる。
無料で登録する(ジョブメドレー)

レバウェル看護(旧看護のお仕事)
エージェントにキャリアの相談だけでもOK。「転職するか迷っている」という段階でも親身に対応してくれる。
無料で登録する(レバウェル看護)

MCナースネット
訪問診療・クリニック系に強い。「夜勤をなくしたい・病院以外に行きたい」中堅看護師に特におすすめ。
無料で登録する(MCナースネット)

ナースJJ
看護師特化・高収入求人に強い。キャリアアップ・年収アップを目指す中堅看護師に向いている。
無料で登録する(ナースJJ)

ジョブソエル
医療・介護・福祉の総合求人。幅広い職場種から選択肢を広げたい人向け。
無料で登録する(ジョブソエル)

※登録後は担当者から電話がきます。最初の電話で希望条件をしっかり伝えておくと、その後の提案の質が上がります。その後の連絡が多いと感じたら、担当者に直接「メールでお願いします」と伝えればOKです。

【10年目の看護師へ】将来設計で考えるべき3つのこと

10年目は「これまでの積み上げ」と「これからの選択」が交差する時期です。経験が増えた分、「このまま惰性で続けてしまう」リスクも高くなります。にゃーすまんが10年目に考えたことを、3つにまとめてお伝えします。

考えること①:キャリアの方向性を「言葉」にする

にゃーすまんが管理職を目指すようになったのは、「現役看護師や潜在看護師が自分の生活に合った働き方を見つけられるよう、現場から貢献したい」という言葉が出てきたからです。その目標を言語化したとき、「そのためには管理職のポジションが一番近道だ」という方向性が自然に見えました。

やりたいことやなりたい姿は、最初からきれいな言葉でなくて構いません。「なんとなくこうなりたい」という感覚を言語化することから始めましょう。言葉にすることで、初めて「ではそのために何をすべきか」が見えてきます。

考えること②:ライフイベントと仕事の優先度を整理する

にゃーすまんが転職ではなく法人内異動を選んだ理由のひとつは、「副業・投資と並行しながら働きたい」という思いがあったからです。転職後の環境が不安定な時期に副業も立ち上げるのは負担が大きいと判断し、知っている環境で変化を最小化しながら動く道を選びました。

仕事だけが人生ではありません。結婚・子育て・介護・趣味・副業——他のライフイベントを犠牲にしすぎないキャリア選択が、長く続けられる働き方につながります。「何のために働くか」を10年目のタイミングで一度整理してみてください。

考えること③:「看護師への依存度」を計算する

「看護師の収入がなくなっても生きていけるか」——この問いに答えられるかどうかが、精神的な自由度に直結します。にゃーすまんは高配当株・インデックス投資・せどりを組み合わせ、資産1,000万円超を達成しました。「辞めても生きていける」という安心感を持ってから、今の職場での見え方が大きく変わりました。

副業・投資の収入が月いくらあれば「いつでも辞められる状態」になるか、一度試算してみることをおすすめします。その数字が見えると、今すべきことが具体的になります。

「いつでも辞められる状態」になると、今の職場での見え方が全然変わる。嫌なことをされても「まあ辞めればいいし」と思えるから、人間関係のストレスが激減した。

これはお金の話でもあるけど、キャリアの話でもあるよ。

将来設計を「行動」に変える4つのステップ

「わかってはいるけど動けない」——将来設計でよく聞く言葉です。ここでは「今日・今週・今月」のスパンで実際に動けるステップに落とし込みます。

ステップ①:「自分の軸」を紙に書き出す(今日できる)

H2②で紹介した4つの質問への答えを、まず紙に書き出してください。スマホのメモでも構いません。「好き・嫌い・優先したいもの・なってほしくない状態」——この4つが揃うだけで、方向性が驚くほど見えてきます。所要時間は15分ほどです。

ステップ②:5年ごとにキャリアを振り返り目標を修正する(仕組み化)

キャリアプランは一度立てたら終わりではありません。ライフステージが変われば優先順位も変わります。おすすめは「誕生日に毎年棚卸しをする」という習慣化です。カレンダーに「年1回のキャリア棚卸し日」を設定しておくだけで、流されるのを防ぐことができます。

ステップ③:転職サイトで外の世界を知る(今週できる)

求人を眺めるだけでも「こんな働き方があるんだ」という気づきが得られます。転職を決めていなくても、外の情報を持っているだけで「ここしかない」という思い込みが静かに外れていきます。登録は無料で、今週中にできます。

ステップ④:副業・投資で「第2の収入源」を作り始める(今月できる)

看護師の知識を活かしたブログ・高配当株・インデックス投資など、今月から小さく始められる方法はたくさんあります。最初から大きく稼ごうとしなくていい。「看護師以外の収入源がある」という状態を作ることが、キャリアの自由度を高める第一歩です。

にゃーすまんの副業・投資記事はこちら

まとめ|将来設計に正解はない。でも「考えないこと」が最大のリスク

この記事でお伝えしたことを振り返ります。

  • 看護師が将来設計を考えにくい理由は「余裕のなさ」「選択肢の多さ」「思い込み」の3つ
  • プランを立てる前に「自分の軸」を4つの質問で整理する
  • キャリアの方向性は①現職スキル磨き・②管理職・③専門資格・④転職・⑤副業投資の5つ
  • 5年目は棚卸し・仮決め・情報収集の3アクションから
  • 10年目は方向性の言語化・ライフイベント整理・依存度計算の3点を考える
  • 行動に変えるには「今日・今週・今月」のスモールステップで

将来設計に正解はありません。でも、今日が人生で一番若い日です。まず紙に書き出すだけでいい。それだけで、流されるキャリアから「選ぶキャリア」へと変わっていきます。

将来設計に正解はない。でも「考えないまま流されること」が一番のリスクだと思ってる。

転職しても・しなくても、副業を始めても・始めなくても、自分で考えて選んだ道なら後悔しにくい。

今日が人生で一番若い日。まず紙に書くだけでいい。動くなら今だよ。

【動くなら今】キャリアの選択肢を広げてみよう

将来設計の第一歩は「外の情報を持つこと」。転職サイトへの登録は無料。求人を眺めるだけでも視野が広がります。

ジョブメドレー|自分のペースで探せる
無料で登録する

レバウェル看護|エージェント相談型
無料で登録する

MCナースネット|訪問診療・クリニック系に強い
無料で登録する

ナースJJ|看護師特化
無料で登録する

ジョブソエル|医療・介護・福祉の総合
無料で登録する

※登録後は担当者から電話がきます。最初の電話で希望条件をしっかり伝えておくと、その後の提案の質が上がります。その後の連絡が多いと感じたら、担当者に直接「メールでお願いします」と伝えればOKです。

登録後の小さなコツ
登録すると、数日以内にサービスから確認の電話やSMSが届きます。ここで連絡が取れると求人紹介がスムーズに始まるので、お休みの日など電話に出やすいタイミングで登録するのがおすすめです。希望条件や聞きたいことをメモしておくと、最初の電話が一気に有意義になります。

関連記事

タイトルとURLをコピーしました