【5月病の新人看護師へ】「もう辞めたい」と思ったら読んでほしい話|後悔しない選択のために辞める前にやること全部まとめた

看護師の転職
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「GW明け、朝アラームが鳴るたびに職場に行くのが怖い」
「先輩の顔を思い出すだけで胸が重くなる」

そう感じているなら、あなたはおかしくありません。

辞めることが悪いわけではない。でも、後悔しない辞め方と後悔する辞め方がある。今日はそれを正直に話したいと思います。


新人看護師が5月に「辞めたい」と感じるのはあなただけじゃない

まず、数字で確認しておきましょう。

日本看護協会の2024年病院看護実態調査によると、2023年度の新人看護師(新卒採用者)の離職率は8.8%。つまり、およそ11人に1人が1年以内に病院を辞めていることになります。

(出典:公益社団法人日本看護協会「2024年病院看護実態調査報告書」)

さらに、コロナ禍だった2021年・2022年度は離職率が10%を超えており、新人看護師の早期離職は決して珍しい現象ではないことがわかります。「自分だけが弱い」わけでは全くないのです。

また、看護師特有の現象として「リアリティショック」があります。学生時代に思い描いた看護と、実際の臨床現場のギャップにショックを受けるこの現象は、入職後3〜6ヶ月が最もきつい時期とされています。5月はまさにその真っ只中です。

(参考:谷口初美「新人看護師が直面するリアリティ・ショック」医学界新聞 第3040号・2013年・医学書院)

11人に1人。決して少なくない数字だよね。1年目の5月って、正直一番きつい時期だと思う。GW中に一度リセットされて、戻りたくなくなるんだよ。それは意志が弱いんじゃなくて、それだけ消耗してたってこと。


「1年は続けるべき」は本当か?現役7年目の正直な見解

「石の上にも3年」「最低1年は続けるべき」——そう言われると、辞めたいと思うたびに罪悪感を感じてしまいますよね。でも、これは状況によります。正直に答えます。

続けることを検討してもいいケース

  • 人間関係以外の環境(立地・休日・給与)は悪くない
  • 少しずつ仕事に慣れている実感が出てきている
  • 「まだ慣れていないだけかも」と自分でも感じている部分がある

早めに動いた方がいいケース

  • 身体症状が出ている(眠れない・食べられない・職場の前で涙が出る)
  • ハラスメント(暴言・無視・過度な叱責)がある
  • 「仕事が合わない」ではなく「心が壊れそう」と感じている

日本看護協会の調査では、2023年度に病気で1ヶ月以上連続休暇を取得した看護師がいた病院は全体の70.0%にのぼります。そのうちメンタルヘルス不調者がいた病院は80.7%。心と体のサインは、見逃してはいけません。

(出典:公益社団法人日本看護協会「2024年病院看護実態調査報告書」)

我慢することが目的になってたら、それはもう違うと思う。職場に行く前に涙が出るなら、それは体からのSOSだよ。「弱いから」じゃなくて、それだけ頑張ってきたってこと。


辞める前にやること7つ

「辞めたい」という気持ちが出てきたとき、感情のまま動くと後悔することがあります。一方で、考えすぎて動けなくなるのも問題です。まず、次の7つを一つずつやってみてください。

① 自分が辞めたい理由を具体的に書き出す

「なんとなく嫌」を言語化することが最初の一歩です。「何が嫌なのか」と「何を求めているのか」を分けて整理してみましょう。

新人のうちは「まだ慣れていないだけ」と「この職場が構造的に自分に合っていない」の区別がつきにくいことがあります。書き出すことで、その違いが見えてきます。

② 今の職場で改善できることを一度試す

部署異動や勤務時間の変更ができないか、師長や相談員に一度確認してみる価値はあります。ただし、これは「何があっても辞めるな」という話ではありません。合わない職場に無理して合わせ続ける必要はないという視点も、同時に持っておいてください。

③ 自分のスキルを棚卸しする(1年目でも十分ある)

「まだ1年目だから何もできない」と思っていませんか?でも実際には、新人看護師でも多くの経験を積んでいます。

  • 採血・点滴管理・吸引
  • 急変時の補助・報告
  • 患者さんへの対応・コミュニケーション
  • 電子カルテ・記録業務
  • 夜勤対応(経験済みの方は特に)

1年目でもこれだけ経験してるんだよ。転職市場では「第二新卒看護師」の需要は高くて、むしろ「まだ前の職場のクセがついていない」と歓迎されることもある。自分を過小評価しないでほしい。

④ 生活面・金銭面の準備をする

辞めた後の生活を考えると不安になる気持ちはよくわかります。奨学金の返済、実家への影響、貯金の少なさ……新人ならではの悩みですよね。

まずは「3ヶ月分の生活費があるかどうか」を確認してみてください。準備があると選択肢が広がります。転職活動にかかる期間も視野に入れながら、焦らず計画を立てていきましょう。

⑤ 次にどんな働き方をしたいかを考える

「病院を辞める=看護師を辞める」ではありません。看護師としての働き場所は、病院だけではないのです。

  • クリニック:残業少なめ・土日休み・夜勤なしが多い
  • 訪問看護:患者さんとじっくり関われる・自律性が高い
  • 美容クリニック:給与水準が高め・スキルを活かせる
  • 訪問診療:チームが小さく人間関係がシンプルになりやすい

まだ1年目だからこそ、選択肢はたくさんあります。固定観念を外して考えてみてください。

⑥ 転職サイトで情報収集だけしてみる

「登録=今すぐ転職する」ではありません。求人を眺めるだけで、今の職場との条件の差や、自分の市場価値が見えてきます。「いざとなれば動ける」という安心感を持っておくだけでも、気持ちが楽になります。

⑦ 信頼できる人に相談する

一人で抱え込まないことが大切です。職場の先輩・家族・友人など、話せる相手に打ち明けてみてください。「職場の人には言えない」という場合は、転職エージェントのキャリア相談を使うのも一つの選択肢です。無料で、守秘義務もあります。


「辞める=失敗」じゃない。1年目だからこそ早く動ける

看護師は資格職です。転職市場での需要は、他の職種と比べてもずっと安定しています。特に第二新卒(1〜3年目)の看護師は、クリニック・訪問看護・美容クリニックなど、新人教育に力を入れている職場から歓迎されることが多いです。

早い段階で自分に合った環境に移ることが、長いキャリアで見たときに結果的にプラスになるケースはたくさんあります。「1年目で辞めた」という事実より、「自分に合った職場で長く働き続けた」という結果の方が、ずっと意味を持ちます。

にゃーすまん自身も、病院から訪問診療クリニックへの転職を経験しています。転職直後は年収が一時50万円ほど下がりました。それでも、残業ゼロ・管理職候補としてのポジション、そして自分のペースで働ける環境を手に入れた今、あの決断は正解だったと感じています。

辞めることへの罪悪感は、捨てていいよ。あなたの人生はあなたが決めるもの。今日が、人生で一番若い日だよ。

【まずは情報収集だけでもOK】新人看護師におすすめの転職サイト

「登録=今すぐ辞める」ではありません。求人を眺めるだけでも、自分の市場価値や選択肢が見えてきます。気持ちが整理されていなくても、情報だけ持っておくと「いざとなれば動ける」安心感になります。

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まとめ|「辞めたい」と感じるのは、あなたが真剣に向き合っている証拠

最後に、この記事でお伝えしたことを振り返ります。

  1. 新人看護師の離職率は8.8%(11人に1人)。あなただけが弱いわけじゃない
  2. 身体・メンタルのサインが出ているなら、「1年ルール」より自分を優先していい
  3. 辞めたい理由を書き出して、感情と事実を整理する
  4. 今の職場で改善できることは試しつつ、合わない環境に無理して合わせない
  5. 1年目でも十分なスキルがある。自分を過小評価しない
  6. 生活費の確認と、次の働き方のイメージを持っておく
  7. 転職サイトの情報収集は「今すぐ辞める決意」がなくてもできる

5月は、看護師1年目の中で最もきつい時期のひとつです。それでも今日、この記事を読んでいるあなたは、自分の働き方を真剣に考えている人です。

今日が、人生で一番若い日。後悔しない選択を、焦らず丁寧に選んでください。

今、この記事を読んでいるということは、それだけ真剣に自分の働き方を考えているってこと。答えを急がなくていい。でも、情報は早めに持っておいた方がいい。後悔しない選択を、焦らず丁寧に選んでほしい。

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参考文献

  • 公益社団法人日本看護協会「2024年病院看護実態調査報告書」
    https://www.nurse.or.jp/
  • 谷口初美「新人看護師が直面するリアリティ・ショック」
    医学界新聞 第3040号(2013年)医学書院
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