後輩との関わりで大切な3つの基本【先輩看護師向け】

先輩看護師向け

はじめに

にゃすけ<br>(3年生)
にゃすけ
(3年生)

にゃーすまんさん、お疲れさまです!相談したいことがあるんですけど、少しお時間よろしいですか?

にゃーすまん
にゃーすまん

お、にゃすけくん。お疲れさま!もちろんだよ、何かあったの?

にゃすけ<br>(3年生)
にゃすけ
(3年生)

ぼく3年生じゃないですか。今年から初めてプリセプターをしているんですけどなかなか上手くいっていない気がしていて…。特に最近、忙しいじゃないですか。1年生に対して強く言っちゃったりしている気がします…。このままではいけないと思って相談しました。

にゃーすまん
にゃーすまん

なるほど。1年生との関わり方がうまくいかず悩んでいるんだね。まず自分の行動を振り返えれているのはすごいことだよ!にゃすけくんがとても後輩思いだっていうことでもあると思うよ!じゃあ、自分がやっていた方法を3つ伝えるから良いと思ったことがあれば参考にしてみてね。

にゃーすまん
にゃーすまん

みなさん、いつもお疲れさまです!中堅看護師にゃーすまんです!

新人看護師が入職して3か月〜半年を迎える頃、先輩看護師にとって「どう関わればいいんだろう?」と悩む場面は多いのではないでしょうか。
教えることに必死になってつい厳しい口調になってしまったり、忙しさから後輩を放置してしまったり…。
先輩のちょっとした関わり方が、後輩のモチベーションや成長に大きく影響します。

今回は、後輩看護師と関わるうえで大切にしたい3つの基本をご紹介します。

1. 傾聴 〜まず「話を聞く」ことから〜

後輩が抱えている不安や疑問を、しっかり聞くことは信頼関係づくりの第一歩です。

  • 「どこで困った?」
  • 「どう感じた?」
    といった質問を投げかけ、相手が安心して話せる雰囲気をつくりましょう。

👉 ポイントは「すぐに答えを出さないこと」。
まずは受け止めてから助言することで、後輩は「聞いてもらえた」と感じます。

2. ポジティブフィードバック 〜小さな成長を認める〜

新人の頃は、自分のやっていることが正しいのかどうか不安だらけです。そこで、良い点や成長している部分を見つけたら積極的に伝えましょう。

  • 「患者さんへの声かけ、とても丁寧だったね」
  • 「前よりも手技がスムーズになってきたよ」

👉 褒めることは「甘やかし」ではなく、次の成長へのエネルギーになります。

にゃーすまん
にゃーすまん

よく言われていることだけど、最初に改善点から伝え、その後にポジティブフィードバックができると効果的だよ!

3. 安全な学びの場をつくる

看護の現場はミスが許されない緊張感のある環境ですが、後輩が「質問したら怒られるかも」と思ってしまうと、学びの機会を逃してしまいます。

  • 質問しやすい雰囲気を意識する
  • 失敗しても「なぜそうなったか」を一緒に考える
  • 攻めるのではなく、改善につながる言葉を選ぶ

👉 後輩にとって「安心して挑戦できる」環境を整えることが、結果的に患者さんの安全にもつながります。

4.おわりに

先輩看護師にとって、後輩指導はプレッシャーもありますが、同時に自分自身の成長のチャンスでもあります。
傾聴」「ポジティブフィードバック」「安全な学びの場づくり
この3つを意識するだけで、後輩との関係はぐっと良い方向に変わります。まずは明日から、ちょっとした一言や関わり方を意識してみてくださいね。

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