みなさん、いつもお疲れさまです!中堅看護師にゃーすまんです!
「このまま今の病院で働き続けていいのかな…」
終業後や夜勤明けの帰り道、スマホで転職サイトをなんとなく眺めてしまう。そんな経験はありませんか?にゃーすまん自身、疲労やストレスが溜まったときにふと「違う職場ならもっと楽に働けるのかも」と考えたことがあります。
看護師として働く中で、転職を意識する瞬間は誰にでも訪れるもの。この記事では、転職を考えるタイミングと判断基準を、体験談も交えて解説します。
看護師が転職を考える主なタイミング
1. 人間関係に強いストレスを感じたとき
「先輩が怖すぎて毎日出勤が憂うつ」「相談できる同僚がいない」。
人間関係は転職理由の常連です。にゃーすまんの同期の看護師も、後輩指導がきつくて毎日泣きながら出勤していました。数年我慢しましたが、環境を変えたら驚くほど笑顔が増えたそうです。

毎日泣きながら出勤していた同期の看護師は、師長や先輩看護師から強い口調で指導されることが多くて「毎日が辛い」と言っていたよ。一度休職してから復帰したんだけどやっぱり環境が合わなくて転職(医療法人グループ内の異動)していたよ。転職先は訪問看護ステーションだったんだけど、強い口調の人はいないみたいで穏やかに働けているって本人から聞いているよ。勇気を振り絞って環境を変えることで得られた結果だよね。
2. 残業や夜勤が体力的に厳しくなったとき
「夜勤明けは一日寝て終わる」「連勤が続くと身体が悲鳴をあげる」。
20代の頃は気合で乗り切れても、30代・40代になると体調への負担が現実的に大きくなります。日勤のみのクリニックや訪問看護へ転職する人が増えるのもこの時期です。

にゃーすまんが異動を決めたのはまさにこれだね。にゃーすまんにとって残業や夜勤が身体と生活スタイルに合わなかった。だからと言って給料は落としたくないという、わがままな思いややりたいこともあった。それが叶うのが「手術室」だったから転職よりも先に“まずは”異動することにしたよ。
3. キャリアアップや専門性を高めたいとき
「このまま病棟で同じ仕事を続けていていいのかな?」
中堅になると、多くの人がキャリア停滞を感じます。認定看護師・専門看護師を目指したり、急性期から慢性期へ移るなど、自分のやりたい看護を追求するために転職する人も少なくありません。

「このまま病棟で同じ仕事を続けていいのかな」と思うのは、中堅看護師にもなってくると誰しもそうじゃないかな。看護師の仕事って忙しいけど基本はルーティンだから自ら学んでいかないと成長が感じにくいのが特徴だと思っている。この思いが出てきた時こそ、転職・異動のスタート地点だと思っているよ。
4. ライフイベントの変化があったとき
結婚・出産・子育て・介護。私の同僚も「子どもが熱を出すとすぐ呼び出されてしまい、夜勤との両立が難しい」と悩んでいました。結果、夜勤なしのクリニックに転職し「家族との時間を大切にできるようになった」と話しています。

何人か出産後に病棟に復帰できずに異動・転職した先輩看護師はいたね。本当はそう思ってほしくはないんだけど「みんなに迷惑をかけるから」と言っていたよ。現実問題、いまだにママさん看護師の突発的な休みに対してネガティブな発言をする同業者がいるのも事実。結果としてママさん看護師の先輩は他でイキイキと働いているみたいなので異動・転職するタイミングは良かったのかなと思ったよ。
5. 給与や待遇に不満を感じたとき
「責任だけ増えるのに給料は据え置き」「同じ業務をしているのに、他院の友人のほうが年収が高い」「他の病院やクリニックの方が年間休日が多くて羨ましい」。
待遇の不満は転職の大きなきっかけになります。条件の比較をしてみると、意外と今より好待遇の職場が見つかることもあります。

これは特に、他の病院や施設でバイトしていた先輩が転職を決めた理由なことが多かったね。実際に他の職場で働いてみて、現場の雰囲気や声を聞いて今の職場よりも良ければそちらに移るなんてケースがあってもおかしくはないよね。にゃーすまん的にはすごく合理的な転職だと思うよ。
転職を決断する前に考えたい判断基準
- 辞めたい理由が一時的か、根本的な問題か
繁忙期や一時的な人間関係の摩擦であれば、時間が解決する可能性もあります。 - 今の職場で解決できる方法はあるか
異動の希望を出す、働き方の相談をするなど、まずは現職でできることを試すのも大切です。 - 次の職場に求める条件を明確にできているか
「夜勤なし」「年収アップ」「通勤30分以内」など、自分の優先順位を整理することで、転職活動がブレません。 - 転職によるメリットとデメリットを比較できているか
新しい環境は魅力的ですが、慣れるまでの負担もあります。勢いではなく、冷静に比較することが成功の鍵です。

にゃーすまんも、にゃーすまんの同期も“まずは異動”という手段をとったよ。病院内や医療法人グループ内の異動によるメリットとしては、同期が働いていたり、同じ境遇で異動した看護師がいたりするので、人間関係を全くの0からスタートしなくてもいい場合が多いからです。新しい環境で自分の思いを少なからず共感してくれる人がいるってことはかなり心強いですよね。
“いや、この環境をガラッと変えたいんだ”という人や今の環境(異動を含め)では成長が見込めない、やりたいことができないという人がいても全くおかしくないです。その場合は、上にある判断基準を自分の思いとしっかり照らし合わせて、自分の生活スタイルに合った職場をぜひ見つけていって欲しいです!
まとめ
看護師が転職を考えるタイミングは、人間関係・体力・キャリア・ライフイベント・待遇など多岐にわたります。大事なのは、感情に流されて辞めるのではなく「自分はどう働きたいのか」を見つめ直すこと。
終業後や夜勤明けに求人を眺めてしまうのは、それだけ今の環境に違和感を持っている証拠です。焦らず、でも誤魔化さずに、自分の未来を見据えて判断しましょう。
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