中堅看護師のキャリア停滞期の向き合い方|成長が止まったと感じたら読む記事

先輩看護師向け

みなさん、いつもお疲れさまです!中堅看護師にゃーすまんです!

看護師として5年目前後を迎えると、ある程度の業務は一通り経験し、後輩指導やリーダー業務も任されるようになります。
その一方で、

  • 成長が止まった気がする
  • このまま働き続けていいのか不安
  • やりがいを感じにくい

といった“キャリア停滞期”に悩む中堅看護師も少なくありません。
本記事では、中堅看護師が直面する停滞感の原因と、その向き合い方、中堅看護師であるにゃーすまん自らの思いを徹底解説します。

nyasuman

こんにちは、にゃーすまんです!🐾
外科4年、手術室3年の現役看護師7年目。この中でサービス残業や心身の疲弊に悩んだ時期もありました。「このままでは自分が壊れる」と思い、せどり副業・積立NISA・高配当株投資に挑戦し、資産1,000万円以上を築くことができました。このブログでは、【看護師の働き方やキャリアの選択肢】【副業やお金の知識】【心と体を守るための考え方】を発信していきます。「今日が人生で一番若い日」という大好きな言葉を胸に。一緒に〝自分らしい看護師人生〃を歩んでいきましょう!X(旧Twitter)でも看護師あるあるなど毎日投稿中です!ぜひフォローよろしくお願いします!

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1. 中堅看護師に訪れるキャリア停滞期とは?

  • 業務はこなせるが新しい刺激が減る
  • 責任が増える一方で評価されにくい
  • 将来のキャリアが漠然としている

👉 このように「慣れ」と「不安」が同時にやってくる時期がキャリア停滞期です。

にゃーすまん
にゃーすまん

にゃーすまんもまさにこの「キャリア停滞期」の年代だね。ただにゃーすまんの場合は、少し早めの停滞期に直面して4年目で部署異動をしたよ。

5年目以上のみなさんも「慣れ」と「不安」が同時にやってきて思い悩んでる時期なんじゃないでしょうか。

2. キャリア停滞期に陥る主な原因

  1. 日常業務がルーティン化する
    → 成長実感が得られにくい。
  2. 役割のプレッシャー
    → 後輩指導や委員会活動で疲弊しやすい。
  3. 将来像が描けない
    → 自分は管理職を目指すべき?専門分野に進むべき?と迷う。
  4. 周囲との比較
    → 同期の転職や資格取得と比べて焦りが出る。
にゃーすまん
にゃーすまん

にゃーすまんの場合は、3番目の「将来像が描けない」という不安が募ってきたことによって「キャリア停滞期」に陥ったと自負しているよ。ただ一般論と異なる点は、管理職や専門分野のどちらに進むべきかというよりは「看護師としてこのまま進むべきか」ということにも迷っていたね。

3. 停滞期を乗り越えるための向き合い方

自分のキャリアを棚卸しする

  • これまで経験した業務や学んだことを振り返る
  • 自分が得意な領域ややりがいを感じる瞬間を整理する
にゃーすまん
にゃーすまん

にゃーすまんは「外科全般」の周手術期の看護、基本的な看護技術を習得してきたから、その得意を次に活かせるところはないかという風に考えたよ。またにゃーすまんが看護師としてのやりがいを考えたとき「新しいことに挑戦してできることを増やすこと」「自分にしかできない看護を提供すること」という思いが棚卸しできたよ。

小さな成長目標を持つ

  • 新しい技術や知識を1つずつ習得
  • 学会・研修への参加、認定資格の勉強などで刺激を得る
にゃーすまん
にゃーすまん

キャリアの棚卸しをしてにゃーすまんには「新しいことに挑戦したい」「自分にしかできない看護をしたい」という思いがあることがわかった。

完全に新しいことではなかったけど、具体的には病棟看護師当時に「抗がん剤マスター」になろうと(小さな?)成長目標を立てていたね。そのために、〇○癌に対する抗がん剤のレジメンや薬剤の作用・副作用などの知識を習得していこうと決めて勉強していたね。

学会や研修への参加はしなかったけど、某youtubeには講演会の動画が山のように掲載されているから、終業後は趣味をしながら毎日イヤホンでリピートしていたよ。当時、病棟内では抗がん剤の勉強をそこまでしていた人がいなかったと思うから、かなり現場で知識が活かせたと自負していたし、刺激を得ていたよ。

キャリアパスを描く

  • 管理職を目指すのか、専門職を目指すのか
  • あるいはワークライフバランスを重視するのか
    👉 方向性を定めるだけでも不安は和らぎます。
にゃーすまん
にゃーすまん

キャリアを棚卸しすることで、当時は管理職というよりかは“ゼネラリスト”として現場で働いていきたいと考えていたね。

また、ここで「手術室」でも外科の知識が活かせるんじゃないかとも考えたよ。そして病棟の知識を活かして手術室で看護をすることは自分にしかできないこと、やりがいを感じることにつながるんじゃないかと自分の思いを整理していた。

あとは正直なところ、病棟で働くことにより「ワークライフバランス」が保てなくなってきている実感もあったから「手術室」へ異動したいと思っていたよ。

仲間や先輩に相談する

  • 他の中堅看護師も同じような悩みを抱えている
  • 経験豊富な先輩に話を聞くとヒントになる
にゃーすまん
にゃーすまん

当時にゃーすまんの部署(病棟)では、異動する人や管理職を目指す人はほとんどいなくて、転職したいと考える人ばかりだったよ。だから転職するというキャリアパスしか描けなくて、正直にゃーすまんにとってはあまり参考にならなかったよ。にゃーすまんは、プライベートで仲の良い看護師の友人に悩み相談をしていたよ。

もちろん職場環境はそれぞれなので、相談できる環境が整っている場合は、積極的に同じ部署の話しやすい先輩に話を聞くことはかなり刺激になると思うからおすすめだよ。

にゃーすまんのように病棟では、なかなか個人的なことは話せないっていう人は仲の良い友人に話を聞いてもらうことも効果的なので、おすすめだよ。

4. 転職や環境の見直しも一つの選択肢

停滞期を抜け出せない場合、環境を変えることも有効です。

  • 診療科を変える
  • 教育制度が整った病院へ転職する
  • ワークライフバランスを重視した職場を選ぶ

👉 無理に我慢するのではなく、「環境を変える」ことも前向きな選択肢です。

にゃーすまん
にゃーすまん

当時の部署(病棟)で、小さな成長目標を立てながら仕事をしてきたけど、にゃーすまんにとっては少し刺激が足りなかったようで、停滞期からは抜け出せなかったね。

そのため「異動」というキャリアパスを選択することになった。結果として環境を変えたことで停滞期からは抜け出せて、病棟にいた時よりも「自分にとって働きやすい環境」を手に入れることができているよ。

まとめ

中堅看護師に訪れるキャリア停滞期は、誰もが一度は経験するものです。
大切なのは、

  • 自分を客観的に振り返ること
  • 小さな成長を積み重ねること
  • 必要なら環境を変える勇気を持つこと

停滞期は、次のステップに進むための準備期間でもあります。
今の迷いや不安も、必ず未来のキャリアにつながっていきます。

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