こんにちは、にゃーすまんです。
新人看護師として働き始めた頃は、覚えることが山ほどあり、毎日が緊張の連続でした。
採血や点滴の技術、急変対応の知識などももちろん大切ですが、ほとんどの人の心を消耗させるのが「職場の人間関係」ではないでしょうか。
先輩看護師や医師、コメディカル、事務職員、患者さん…。職場で関わる人は多岐にわたり、それぞれとの距離感や対応の仕方に悩む新人さんは多いと思います。
私自身も新人時代、人間関係に悩み、仕事に行くのが憂うつになった経験があります。
今回は、そんな経験を乗り越えて見えてきた「新人看護師が人間関係でつまずかないための5つのコツ」をお伝えします。
どれも今日から実践できることばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。
1. 新人看護師が人間関係で悩みやすい理由
まずは「なぜ新人看護師は人間関係でつまずきやすいのか」を理解しておきましょう。背景を知ると、自分を責めすぎずに済みます。
1-1. 上下関係がはっきりしている
他の職場でも同様のことが言えるかもしれませんが、看護の世界は経験年数や役職で序列が明確です。
学生時代の友人関係とは違い、「先輩」「上司」「同期」という立場の違いがはっきりしているため、慣れないうちは距離感のとり方に迷ってしまいます。
1-2. 忙しさで余裕がない
現場は常に時間との戦いです。先輩も余裕がなく、時に言葉がきつくなってしまうことがあります。
悪意ではなく忙しさから来る態度だとわかっていても、気持ちは疲弊しますよね。
1-3. コミュニケーションの場が少ない
業務中はバタバタしており、ゆっくり雑談できる時間はほとんどありません。
そのため、関係性を築くまでに時間がかかります
2. 人間関係でつまずかないための5つのコツ
コツ①:挨拶は笑顔で
シンプルですが効果絶大です。朝の「おはようございます」や帰りの「お疲れさまでした」は、忙しくても必ず伝えましょう。
笑顔を添えることで「話しかけやすい新人」という印象になり、その後のやり取りがスムーズになることが多いです。
『笑顔で挨拶』を癖づけちゃいましょう。
ポイント
コツ②:感謝は積極的に伝える
先輩がフォローしてくれたときや、指導してくれたときは「ありがとうございます」と必ず口にしましょう。
感謝の言葉を言われて嫌な人はいないです。
例
コツ③:メモを活用する
歴代の先輩看護師方は「メモを取る」ことをとても大切にしてきました。
メモを取る姿をみて「偉い」と好印象になることが多いです。
また聞いたことや質問はメモにまとめ、タイミングを見て一度に聞くのがおすすめです。
メリット
コツ④:先輩の仕事スタイルを観察する
看護師によって優先順位や進め方は異なります。
まずは先輩の動きを観察し、「この人は何を大切にしているのか」を理解しましょう。
観察ポイント
コツ⑤:無理に仲良くなろうとしない
人間関係は時間をかけて築くものです。
無理に距離を縮めようとすると、かえって不自然になったり疲れてしまいます。
まずは「感じの良い新人」を目指すくらいの距離感でOKです。
3. やってはいけないNG行動
ここからは逆に、人間関係を悪化させやすい行動も知っておきましょう。
これらは信頼を失いやすく、職場関係を悪化させる原因になります。特にミス隠しは重大なリスクなので、必ず報告と相談を優先してください。
4. それでもつらいときの判断と次の一手
努力しても改善しない場合や、心身に支障が出ている場合は、環境を変えることも一つの方法です。
看護師の世界は広く、自分に合う職場は必ずあります。
具体的なおすすめ手順
- まずはこの記事のコツを3ヶ月程度試す
- 改善が見られない場合は「部署異動の相談」や「上司に具体的な相談」を試す
- それでも無理なら「転職を視野に入れる」
まとめ
新人看護師が人間関係でつまずかないためには、特別なスキルよりも日々の小さな行動の積み重ねが大切です。
挨拶、感謝、観察、質問の仕方、距離感…。
これらを意識するだけで、少しずつ関係は良くなっていきます。
そして、どうしても改善できない環境にいる場合は、自分を守るために環境を変える勇気も持ってください。
あなたが安心して働ける場所で、看護師としてのキャリアを築けることを応援しています。
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